◆FXチャート分析、テクニカル分析に移動平均線がありますが、私も初心者の頃は研究していましたし、
GMMAラインもいくつか造って見ました。
GMMAラインもいくつか造って見ました。
移動平均線を引いてチャートをしっかり見てみると、移動平均線は相場を判断するのに余り適していない事がわかります、
相場変動の振幅は、最高値が折り返して安値に向かい、最安値が折り返して高値に向かう繰り返しです。
相場変動の振幅は、最高値が折り返して安値に向かい、最安値が折り返して高値に向かう繰り返しです。
移動平均線は、その中央を貫くライン、中央を計算するラインですから、最高値と最安値を研究する事と比較すると、常に半分の確率です。
相場変動の振幅から最大利益を得るためのラインとしては、余りお得なラインではありません。
相場変動の振幅から最大利益を得るためのラインとしては、余りお得なラインではありません。
2本の移動平均のクロス、あるいはラインとローソクのクロスをシグナルとして利用する事が、果たして合理的なテクニカル分析と言えるのかを考えて見ましょう。
移動平均の研究よりも、最高値または最安値の折り返し地点を特定する研究の方が、はるかに利益が大きい事はチャートを見れば歴然です。
例えば、移動平均線で判断を誤り、買いポジションを取ったのに相場が下降した場合と、
最安値の判断で買いポジションを取ったのに相場が下降した場合とを比較しても、やはり移動平均線は不利である事がわかります。
最安値の判断で買いポジションを取ったのに相場が下降した場合とを比較しても、やはり移動平均線は不利である事がわかります。
相場が下降した後で、再度上昇を始めれば、どちらが先に利益範囲になるのか?と言う事ですね。
私がバンドの研究にこだわり続けてきた理由がそこにあります。
私がバンドの研究にこだわり続けてきた理由がそこにあります。
◆テクニカル分析を研究するに当たっては、何度か予測に成功したからと言って100%過信する事は失敗を招きます。
移動平均線やGMMAラインで利益が出たのは、もう大昔の話であって、現在のように世界中の有能な研究者が数多く参加し、
自動売買も数多く稼動している現在では、チャートは他人が儲かった後のカスの軌跡、あるいは他人が損した後のカスの軌跡と考える事も出来るのです。
自動売買も数多く稼動している現在では、チャートは他人が儲かった後のカスの軌跡、あるいは他人が損した後のカスの軌跡と考える事も出来るのです。
テクニカル分析も元をただせば、過去のチャートから得られたデータを整理しただけの事ですから、
未来を100%予測するツールには成り得ないと考えたほうが良いでしょう。
未来を100%予測するツールには成り得ないと考えたほうが良いでしょう。
問題は予測確率をあげる・・・それだけがテクニカル分析の目標となります。
◆FXの世界では、デイトレだとか、シストレだとかの言葉を聴きますが、物事を何かしらに区切って考える事はしないほうが良いのではと私は思います。
地球の回転と合わせて世界中で取引される通貨市場で、ここからここまで、と言う様に区切りをつけて考えるのは危険だと思います。
問題はどのチャートで何を見るのか、何を考えるのかを先に解決しておくべきでしょう。
これは有形の物体を何を持って計測するのか?どのような単位で計測するのか?と言う考え方につながります。
指の長さを測るのに30mの巻尺は必要ではないし、道路の幅を計るのに30cmのものさしでは苦労すると言う事です。
しかし、そのような経験も役に立つ日が来るかもしれません、継続は力成り。
10年間いくら研究しても勝てなかったのに、たった一つの指標を手に入れただけで、どんどん勝つ様になった、と言う事もあるのですから。
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