2014年6月13日金曜日

FXチャート分析の基礎になるもの

◆テクニカル分析を行うには指標を用います。

中には大衆心理が相場を動かすと言う意見もあり、それでは相場を星占いや四柱推命で分析するのか? と考えてしまうような意見や分析方法もあるようなのですが、 色々の意見を聞いてみるのも悪くは無いでしょう。

◆テクニカル分析は、すべて過去の相場変動の実績から算出したラインや矢印を使用します、 計算する方法が多少違っていても、元になるのは過去のローソクの動きです。

◆中には分析ツールのシグナルは点いたり消えたりするので嫌だ、使わないと言う意見もあります、 しかし、指標の殆どは点いたり消えたりするのが常識なのです。 ZigZagも、SMAラインも、ストキャスも、MACDも、ほとんどがそうなのです。

◆何故かと言うと、ローソクの本数を元に計算する場合、4本値のどれかを使用します、 始値、終値、高値、安値、そのいずれかを使用して計算するので、 例えばM15チャートでは、前のローソクから受け継いだ始値は固定しているものの、 それ以外の価格データは15分経過しないと決定しないので、点いたり消えたりすると言う訳です。 それがラインの場合は、ラインの先端がフラフラしているのです。

◆逆に過去のローソクのデータを一切使わないで相場を分析し、 相場を予測する方法や指標があるのなら私のこの意見は全く意味のないものとなるでしょう。

◆短い時間のSMAが長い時間のSMAを抜いてクロスしたら、それが売買シグナルである、 それが意味がない根拠が無いと言う意見も・・・その意見こそが間違っていると言えます。 何故なら、全ての指標が同じものをもとにして計算結果をだしているので、 ラインクロスはダメだけれどボリンジャーバンドは正しいなどと言う意見こそ迷言だと言えるのです。

◆いずれにしても、指標と言うのは、そのような宿命的なものを持っているので、 これはダメと結論しないで、Aの指標ができないものをBの指標に求め、 更に指標角度の異なるCの指標を組み合わせる事によって、 指標確度を総合的に高める方向の考え方が正しいと言えるでしょう。

◆チャートの分析を行う上では、以上の事に留意しながら、 目的を特定した指標の組み合わせに専念する事が、FX取引成功に近づける道ではないでしょうか?


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